【オープンハイスクールレポート】
7月28・29日に行われたオープンハイスクールでの体験授業を報告します。
~ドローンを通じて学ぶプログラミングの魅力~

今回の体験授業では、「プログラミングの重要性を知る」をテーマに、プログラミングしてドローンを飛ばすという実習を行いました。(大阪公立大学工業高等専門学校 知能情報コース 早川研究室参考)
実際の高校の「情報Ⅰ」の授業では、ドローンとパソコンがペアリングする仕組みや、制御プログラムの働きについて学びながら、自らコードを組んで飛行ルートを設定することを学びます。
中学生の皆さんには、プログラミング入門に最適なScratchを使ってドローンを飛ばす体験をしてもらいました。
目に見える形で「プログラミング=ものを動かす力」を実感でき、受講生は目を輝かせ、積極的に取り組んでいました。「難しかったけれど、うまく動いたときが嬉しかった」「もっといろんな動きをさせてみたい」といった声も多く、情報分野への興味がさらに深まった様子がうかがえました。
本校では、これからの社会に求められる「課題解決力」や「創造力」を育むため、ICTやプログラミングを活用した学びを積極的に展開しています。今回の体験が、情報学への一歩となれば幸いです。
オープンハイスクールのご案内
DXハイスクール事業
1. DXって何?
デジタルトランスフォーメーションと読みます。
「デジタル技術を使って、私たちの生活や仕事の仕組みをもっと便利に変えること」を意味します。
たとえば、スマホアプリや、ネットでの買い物、自動運転の車、AI(人工知能)、電子決済がその一例です。
DXは、私たちの周りの世界をどんどん進化させていきます。
2. DXハイスクールってどんな学校?
DXハイスクールは、新しいデジタル技術を学びながら、未来の仕事や社会で活用できるスキルを身につけることを目指している学校です。
コンピュータを使用することはもちろん、デジタル技術を使って問題を解決したり、新しいアイデアを形にしたりする方法を学びます。
3. どんなことを学ぶの?
①プログラミング
アプリ制作を通じて、コンピュータを自分の思うように動かすための技術を身につけます。
②データ活用
大量のデータを使って、何が起きているのか、どうすれば問題を解決できるのかを分析するスキルを学びます。
③AIやロボット
未来の社会で役立つAI(人工知能)やロボットの仕組みを学びます。
④新しいアイデア
デジタル技術を使って、どんな新しいビジネスやサービスを生み出せるかについて考える力をつけます。
4. 実際に何をするの?
授業では、ハイスペックパソコンやICT機器を使って色々なプロジェクトに取り組みます。
また、フリーアドレス空間である研究室を中心に、様々な場面での学習機会を設けます。
<取り組みたいテクノロジーを活用した課題解決分野>
・生成AI研究
・空間コンピューティング研究
・iOSアプリ開発
・自然災害をシミュレーションして可視化
・3Dプリンタを駆使したセンサ研究
・「可視化」をテーマとしたデータサイエンス
・大学・企業・地域と連携した研究
5. なぜDXハイスクールが大事なの?
これからの社会は、デジタル技術を使いこなせる人がますます重要になります。どんな仕事でも、コンピュータやAIを使うことが当たり前になる時代と予測されているためです。
DXハイスクールでは、ただ情報についての知識を学ぶだけでなく、どうやってそれを使って自分の将来に役立てるかを考える力を養います。
未来の社会でリーダーシップを取るための準備をする場所、それがDXハイスクールです。